史跡江戸城石垣石丁場跡(中張窪石丁場跡)

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ページ番号1007788  更新日 令和4年3月16日

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江戸の礎となった採石遺跡

日本史上最大の城である徳川将軍の城、江戸城の大改修には大量の石材が必要でした。
良質な石材の産地で、海上輸送による交通の便の良い伊豆地域が主な採石地として選ばれました。
また、江戸の市街地の土木資材や石造物にも、この地域の石材が使われました。
熱海市をはじめ伊豆半島から西相模にかけての地域には約170箇所の採石跡(石丁場跡)が見つかっています。
 

石丁場遺跡とは

中張窪石丁場跡の採石跡の写真
中張窪石丁場跡の採石跡(田畑みなお氏撮影)

「丁場」とは作業現場という意味で、石丁場(いしちょうば)とは石を割ったり、加工したりした場所を示し、江戸時代の文書では「御丁場」「丁場」「石場」などとも書かれています。
伊豆地域では伝統的にこうした石切場のことを石丁場と呼んでいます。
石丁場遺跡では矢穴(石材を割り取るクサビに似た道具「矢」を入れるために彫られた穴)のある石(矢穴石)や刻印(鑿などで刻まれた印や文字)のある石(刻印石)を見ることができます。

中張窪石丁場跡

熱海市では30ヶ所の石丁場跡が確認されていますが、最も規模が大きく、保存状況が良好な石丁場が中張窪(ちゅうばりくぼ)・瘤木(こぶぎ)石丁場跡で、その中でも特に良いところが「江戸城石垣石丁場跡(中張窪石丁場跡)」として平成28年3月1日に国の指定を受けました。

「是ヨリにし 有馬玄蕃(豊氏) 石場 慶長十六年 七月廿一日」、「羽柴右近(森忠政)」など大名の名前ある刻印石が集中している史跡です。

石丁場セミナー

ウォーキングや体験学習、考古学や民俗学、岩石学、植物学など、多彩なスペシャリストによる講義を開催します(全8回)。

保存活用計画

史跡の本質的価値を確認、共有し、史跡として適切に管理運営するために、保存のためにとるべき措置、史跡の特徴を活かした整備方法、活用を図るための目標などについて、その基本方針を明確にするため、保存活用計画を策定しました。

史跡と周辺の地図

石丁場遺跡調査報告書

熱海市で調査した報告書は奈良文化財研究所のホームページ「全国遺跡報告総覧」からダウンロードできます。
検索で「熱海市」と入力して探してください。

三次元データの公開

多くの方に市の歴史や文化財に興味をもっていただくため、石丁場遺跡に関する三次元データの公開をすすめています。

 三次元データは、以下のリンクから、お手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンなどでご覧いただけます。

本市以外の団体が運営しているサイトSketchfabにてアカウントを作成(会員登録)する必要があります。

三次元データはデータ量が多いため、通信環境や通信料にご注意ください。

お使いの端末のバージョンなどによっては正しく表示されないことがありますので、あらかじめご承知ください。

石丁場Q&A

石丁場に関するよくある質問にお答えします。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 文化交流室(文化交流担当)
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6234 ファクス:0557-86-6606
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。