二酸化炭素消火設備の誤放出事故について

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ページ番号1010982  更新日 令和3年4月22日

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二酸化炭素消火設備の誤放出事故

令和3年4月15日、東京都新宿区のマンションの地下1階駐車場で二酸化炭素消火設備が誤って放出され工事中の作業員4名が死亡、負傷者1名を出す事故が発生しました。

これまでも同じような事故は相次いで起きています。令和2年12月名古屋市中区の立体駐車場で誤って放出され1名死亡、10名が搬送されました。また今年1月東京都港区にあるビル駐車場で設備の点検中に誤作動を起こし作業員2名が死亡しています。

二酸化炭素消火設備の作動時は、早急に避難

二酸化炭素消火設備が作動した時は、「避難警報」のアナウンスが流れ、遅延時間(20秒以上)経過後、放出されます。

 放出された二酸化炭素は、二酸化炭素消火設備が設置されている区画に充満し、付近に漏洩するため、放出避難警報のアナウンスが聞こえたら、早急に避難し、絶対に近づかないようにしてください。

工事、点検時の注意事項

 二酸化炭素消火設備が設置された部分やその付近で工事や点検を行う場合、誤作動や誤放出を防ぐために、第三類の消防設備士や二酸化炭素消火設備の熟知した第一種の消防設備点検資格者を立ち会わせるなど、作業時の安全確保に努め、関係者以外の人が立ち入らないように管理を徹底してください。

建物利用者の安全確保

 防火管理者をはじめとする建物を管理するものに対し、二酸化炭素消火設備の人体に対する危険性や適正な取り扱い方法について周知し、安全確保を行ってください。

二酸化炭素消火設備作動時の対応

 二酸化炭素消火設備の消火剤が放出された場合には、すぐに119番通報して、放出場所に人を立ち入らせないでください。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防総務課 予防室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6620 ファクス:0557-86-6616
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。