首都圏の「緊急事態宣言再延長」に伴う市長からのメッセージ(令和3年3月8日)
東京都などの首都圏1都3県を対象とした緊急事態宣言が、さらに2週間延長され、市内経済は、厳しい環境が継続することが予想されます。
一方で、熱海市内で2月下旬の市内3例目となるクラスター発生から約2週間が経過し、クラスターによる感染拡大は確認されていないことから、このクラスターは、収束したものとみております。これも皆様の普段からの感染防止に対する意識と行動のおかげであり、感謝申し上げます。
しかしながら、首都圏では新規感染者の減少のスピードが鈍化しており、下げ止まりの傾向が見られますので、隣接する本市も、このことを意識して行動する必要があります。
市民の皆様におかれましては、今一度、「マスクの着用」、「手洗いなど手指衛生」、「人と人との距離の確保」、「適切な換気の実施」や「3つの密(密閉、密集、密接)」の回避など、一人ひとりの感染防止対策を徹底し、緊急事態宣言対象地域への不要不急の移動を自粛していただくことをお願いします。
市内事業者の皆様におかれましては、業種別の感染拡大予防ガイドライン等による「感染しない」「感染させない」対策の徹底をお願いします。
また、感染リスクが高まる「5つの場面(1.飲食を伴う懇親会等、2.大人数や長時間に及ぶ飲食、3.マスクなしでの会話、4.狭い空間での共同生活、5.仕事から休憩室、喫煙所、更衣室等への居場所の切り替わり)」についてご注意ください。
現在熱海市では、ワクチン接種の準備を進めております。ワクチン接種に関してご不明の点は、新型コロナウイルスワクチン接種のお問い合わせセンター(0557-81-1115)を開設しておりますのでご利用ください。
なお、発熱等の症状のある方は、かかりつけ医、または、発熱等受診相談センター(050-5371-0561)にご相談ください。
静岡県では、県内の経済活動を促進していく一方で、緊急事態宣言の対象地域の皆様の来訪回避を、その他の道府県の皆様には、来訪について慎重な行動などを呼びかけています。本市にお越しになる際には、感染防止対策にご理解とご協力をお願いします。また、体調がすぐれない場合は来訪を控えていただき、過去2週間以内に感染リスクが高い状況下にあった方などは、来訪につきまして今一度慎重にご検討いただきますようお願いします。
クラスターの発生や緊急事態宣言の再延長により、緊張した状況が続く中、医療や介護の現場において、強い使命感を持って献身的に、それぞれの職務に従事されている皆様には、あらためて感謝申し上げます。
現在の状況を克服し、新型コロナウイルスと共存するためには、オール熱海での取組みが重要です。皆様のご理解とご協力をお願いします。
令和3年3月8日 熱海市長 齊 藤 栄
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