【令和元年度 旧日向家熱海別邸の保存修理工事について】

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ページ番号1009139  更新日 令和5年5月12日

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「令和元年度の保存修理工事について」

旧日向家熱海別邸の保存修理工事は、入札の不調などにより着工が遅れ、令和元年7月から現地作業を開始しました。

令和元年度に行った工事の主な内容は、ブルーノ・タウトの設計による地下室の漏水防止を目的とした防水工事、躯体補修工事です。また、上屋の耐震補強工事と地下室の内装工事にも着手しました。

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庭園の盛土を撤去している様子です。ベルトコンベアで入口階段上の2tトラックまで運搬し搬出します。
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庭の盛り土を撤去している様子です。地下室の躯体が見えています。
手前には平成18年度に設置した深礎杭との繋ぎ梁が見えます。
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アスファルト防水を実施するためにシンダ―コンクリートを撤去している様子です。
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庭塀瓦の取り外しのため番号を付しました。
モルタル据えのため、無理に取り外そうとすると破損してしまう恐れがあるため、
現状での破損が著しくなければ現況で解体を止めることにしました。
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耐震補強を施すために上屋一階居間の天井を取り外した様子です。
一階天井と二階床面とのふところが狭く、強固な水平構面を作ることが困難であることがわかりました。
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地下室洋間及び社交室の上に塗膜防水を行った様子です。
地下室天井のスラブは3分割にコンクリートを打ち継いでいたことがわかりました。
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アスファルト防水施行中の様子です。写真は全4層のうちの3層目の施工の様子です。
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アスファルト防水完了後の絶縁シート敷設の様子です。
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シンダ―コンクリートの打設が完了した様子です。
庭塀の上に地下室外壁修繕のための足場を組み始めています。
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地下室洋間の解体工事の様子です。
真鍮釘で斜めにとめられていた四分一(留め木)を取り外すと、
下に紫外線に劣化していない臙脂色の布が出てきました。
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地下室洋間の布貼壁一部取り外しの様子です。
装潢師連盟所属の専門技術者により、最も破損が著しい部分を表打ちして取り外している様子です。

添付ファイル

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 生涯学習課 文化交流室(施設担当)
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6232 ファクス:0557-86-6606
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。