市長年頭のごあいさつ(2026年)
「100年先を見据えた「温泉リゾート 熱海」を目指して」
明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、清々しく新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、熱海市にとりまして、「大きな節目」と「未来への歩み」が重なった一年でありました。まず、熱海駅開業100年という歴史的な節目を迎えたことは、改めて本市の歩みを振り返る機会となりました。大正から令和に至るまで、鉄道の発展とともに観光都市・熱海は大きく飛躍し、熱海駅は市の玄関口として発展の礎を築いてきました。100年の歴史は、先人の努力と、熱海を訪れた多くの皆様に支えられて積み重ねられたものであり、その歩みに深い敬意を抱くとともに、次の100年に向けた新たなまちづくりを、市民の皆様とともに進めていかなければなりません。
一方で、全国的には、地震や豪雨災害など自然災害の脅威が続き、防災・減災対策の重要性が一層高まった一年でもありました。特にカムチャツカ半島沖で発生した大地震により、伊豆半島を含む沿岸地域に津波警報・注意報が発令されたことは、市民の皆様の防災意識を高める契機となるとともに、広域的な防災・減災対策の必要性を再認識したところであります。本市におきましても、伊豆山被災地域をはじめとする復旧・復興の加速に取り組んでまいりました。昨年7月には、消防団第4分団詰所及び(仮称)伊豆山コミュニティ防災センターの建設工事に着手するとともに、河川・道路の整備につきましても段階的に前進し、被災者の皆様が、再び地域での生活を取り戻すための環境整備を着実に進めております。
また、昨年から本格的に観光振興の新たな枠組みが動き出しました。日本で初となる、宿泊税を主な財源として、官民連携の組織として設立した「熱海観光局」の始動であります。専門人材を配置し、国内外へのプロモーション戦略の強化、観光施設の魅力向上、地域事業者との連携、交通や観光動線の改善など、本市の観光地域づくりの司令塔を担ってもらいます。熱海観光局とともに、本市の持続可能な観光地経営を推進し、観光客の満足度向上を図るとともに、地域にお住まいの皆様が豊かに暮らせる施策を積極的に展開してまいります。全国にも類を見ないこの挑戦は、100年先を見据え、熱海が「温泉観光地」から「温泉リゾート」として、新たなステージへ向かう大きな一歩であると考えております。
新年におきましては、伊豆山被災地域における復旧・復興事業の完成を目指し、全力をあげてまいります。また、地域経済のさらなる活性化、広域的防災対策の強化、子育て支援や高齢者福祉の充実などを進めてまいります。
そして、これからの熱海の目指すべき「温泉リゾート」は、来遊客のみならず、市民の皆様の満足度が高くなければなりません。熱海に住まう誇りとともに、生活の質の高さを享受できるまちづくりを進めてまいります。
市民の皆様におかれましては、日頃より市政へのご理解とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。本年が、市民の皆様、そして熱海市にとりまして、希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう祈念し、新年のご挨拶といたします。
熱海市長 齊 藤 栄
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