データから読み取れる!熱海市民の健康に関する4つの事実!

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ページ番号1005387  更新日 平成30年5月10日

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熱海市の各種健診が6月から始まります。今年も多くの方々に受けていただくため、今回は健診データなどから分かる熱海市民の健康に関する事実についてまとめました。

熱海市の健康に関する4つの事実

その1)熱海市民は40歳~64歳のがん(悪性新生物)による死亡率が県内23市中で2番目に高い!

40歳から64歳までの死亡率(悪性新生物)
                     (平成27年度静岡県人口動態統計を基に熱海市で試算)
上のグラフは県内23市の平成23年から27年の5年間における悪性新生物による死亡数の平均を千人あたりで示したものです。グラフからは熱海市の40歳から64歳のがん(悪性新生物)による死亡率が県内23市中で2番目に高いことが分かります。市では40歳から64歳の人口千人あたり年間およそ2人ががんによって亡くなっています。これは熱海市の40歳から64歳の総数約12,000人のうち平均しておよそ24人が毎年亡くなっている計算になります。

その2)熱海市民健診の対象者のうち、40~50歳代の働き世代の人はがん検診の受診率が低い!

がん検診受診率
                                出典:平成30年度熱海市健康増進計画
平成29年度胸部検診の場合、40歳代では対象者のうちおよそ16人に1人しか健診を受けていません。
対して70歳代は対象者のおよそ3人に1人が健診を受けており、数字の上でも若い世代が健診を受けていない現状が分かります。

データから・・・若い頃から健診を受け続けることが重要です!

熱海市民の40~64歳ががんによる死亡率が高いことと、熱海市民健診で40~50歳代の若い世代が健診を受けていないことには無視できない関連性があると考えられます。

事実その1とその2からがんの早期発見・早期治療のために若い頃から健診を受けることの重要性が示唆されます。

その3)熱海市国保加入の特定健診対象者で、実際に健診を受けているのは毎年わずか3割!

特定健診受診率
   出典:静岡県国民健康保険連合会 特定健診・特定保健指導実施結果総括表(平成24年度~平成28年度)
平成25年度から28年度の傾向になりますが、熱海市特定健診の受診率は県内の他市町の中でも最下位か準最下位を繰り返している状況です。最新のデータでは熱海市特定健診の受診率は30.1%と全対象者の3割程度にとどまっており、この割合をいかに高めるかが大きな課題となっています。

その4)未受診の理由は「忙しい」「理由なし」「忘れ」で半分を占める!

未受診理由アンケート
                    出典:平成27年度熱海市特定健診に関する意向調査結果報告書
お仕事の関係で時間的余裕のない方や健診を健康管理の手段として積極的に使わない方もいます。しかし、もし健診を受けずに健康状態の把握が遅れた場合、生活習慣病の悪化による身体的な不自由だけではなく、その後の治療や検査に多くの時間と費用が必要となることも考えられます。

データから・・・忙しいけど、いま自分の健康に時間を使いましょう!

熱海市国保の特定健診は毎年7割が未受診です。その中には時間的余裕のない人や受診に対する意識の低い人が含まれます。もしこのまま健診を受けず、生活習慣病などが重症化すると治療や検査に多くの時間と費用を費やす可能性があります。毎年受診する日を決めるなど、自身の年間予定に受診日を組み込みましょう!

平成30年度から下記健診の受診期間を6月~8月の3カ月間に延長しました!

◯特定健診・健康診査 ◯肝炎ウイルス検診 ◯胸部検診 ◯前立腺がん検診

ぜひ日頃の健康管理にご活用ください!!

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康づくり課 健康づくり室
〒413-8550 熱海市中央町1-1
電話:0557-86-6294 ファクス:0557-86-6297
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。